今の私はめちゃくちゃアホだ。
君以外見えないし好きすぎて胸が苦しい。息が詰まりそう。四六時中君のこと考えてる。
そう、出会いは小さな恋の種だった―――*・.。**・.。*
(今回はこんな感じでアホな脳みそがお送りします)
今年の夏、時をかける少女というドラマで菊池風磨くんのことを初めて“ちゃんと”見た。ドラマで見たのはおそらく アルジャーノンに花束を 以来。
いつもなら推し以外の演者さんなんてだいたい流し見できるはずなのに、今回は違った。画面の向こうの彼から、目が離せない。この人こんなに演技できたっけ、こんなに、かっこよかった?何この髪型、髪色。声。嘘でしょウソウソ。ウソだよ、嘘…………。
それから軽率にSexy Zone CHANNELとかいう1時間たっぷり5人だけがわちゃわちゃしてる円盤かなんかの映像特典かよっていう贅沢すぎる番組を見た。いやマジでなんかの特典であるべきだろうこれ。焼き肉って、富士急って、5人旅って。特典でも特番でもこんなのなかなか見ないぞ。それがレギュラー番組ってどういうことだよ。
この番組セクガル量産機とか言われてるらしいけど知らなかったよそんなの、言ってよ。
↑ セクチャンおすすめ回を教えてもらっている時の私
ものすごいスピードでSexy Zoneというグループに心を奪われ、ものすごくスムーズにSexy Zoneという底の見えない楽園に沈んだ。沈む速さは、たぶん富士急ハイランドの高飛車よりちょっと速いくらい。乗ったことないけど。
さてここからやっとこの記事タイトルの話を。
ジャニオタ用語でおなじみの、担当。
この言葉の定義は難しいものかもしれないけど、簡単に言うと私はグループの中の『特別な人』みたいな認識でいる。それから「(グループで)誰が好きなの?」って聞かれたら、即座に胸を張って言える名前の人。
Sexy Zoneを好きになって、もう二ヶ月ほどの月日が過ぎた。けれど番組を見てもアルバムを聴いてもコンサート映像を見ても、私はこのグループの担当が決まらなかった。もう別に無理して決める必要なんてないんじゃないか、箱推しだっていいんじゃないかとも思った。だってこんなにバラエティに富んだ5人。もうえげつないんだ。お願い、セクチャン見て。百聞は一見にしかずだよ。セクチャン見て。※ 現在の私
今まで好きになったグループの担当は本当に、気づいたら自然とそこに落ち着いていたという感じだった。一目惚れでもなく、徐々に徐々に。なんというか、腑に落ちる場所。
きっと私が担当に求めているのは癒しと安らぎなんだと思う。強い刺激なんていらなくて、見ているだけでホッとできるようなそんな存在。それだけでいい。いつもグループの中にそんな1人を見つけては、そこに心を置いていた。
だけどSexy Zone、なかなかそこに辿り着けない。本来自分の好みであろうメンバーにどれだけ向かおうとしても、画面の向こうに見つけたその日からずっと、目が離せない人が1人いる。
「菊池風磨くん。」
ぼーっとしていると、だいたいこの名前をこぼしていた。なかなかキテるね。
あの気怠げで少し気取った佇まいと、ヤンチャな口調に似合わないほよほよした笑顔。そのすべてが脳みそを駆けずり回って消えなかった。なんだよ、恋かよ。(恋だよ)
私のタイプは絶対この人じゃないはずなのに。怖そうに見えて実は優しいとか、ツンデレとかギャップにときめくような気質じゃないのに。むしろその良さがよく分からないような人間だったはずなのに。
だって私が今まで好きになってきたのは相葉雅紀と小山慶一郎。キングとクイーンとジョーカーでジョーカーの黒衣装が似合ったり、こんな癖の強い踊りする人なんて絶対違うよ…どんな突然変異なの…キンガックイエッジョーカァ…
そんな決めつけに反し、訳も分からないままどんどん惹かれていく自分という矛盾に頭を抱え、気を揉むばかりの毎日。だけどそんな初めての事態の結末を楽しみにしている自分も、確かに心のどこかにいた。途中から自分の価値観すべてをひっくり返して、この人で腹を括れればいいのになんて思い始めていた。
そんな気持ちの中、ふと聴いたラジオでその彼は「ポジティブが嫌い」と言っていた。ネガティブはいつも最悪を考えられている、ポジティブには生産性がない、と。……そんなこと言っちゃうの?ねえアイドル。
夢を与えるお仕事*・.。*とか言われてる職業の人がこんなこと言ってやがる…ネガティブを(きっと不器用なりに)うまくポジティブ思考に変えてやがる…(好きオブ好き)。ひねくれてる、と見せかけてこれだけのことを言ってしまえるんだから、己に正直な芯の強い子である。 愛おしさが湧いて止まらないのである。そろそろ愛の湖が出来上がりそうなのである。ねえアイドル。
ねえ。
ずるい。
きっとこの日の風磨くんはいつも通りだったと思う。いつも通りにラジオの仕事をこなしたんだと思う。だけどこの時の私の心は低反発マットレスもびっくりなほど衝撃を吸収して、対象物の跡をくっきり残すスポンジだったもんであ~ら大変!どんな発言でも刺さる刺さる!
この辺りから何となくじわじわと、『もういい、もういいんだよ』って頭の中の自担たちに諭され始めた。『うみちゃんが好きになりたいと思った人を好きになりな』って優しく頭をなでてくれた私の自担たちマジGOD(狂気) そうだよね…(ヒロイン面)どうせ私はこの人のことが好きなんだよ。自分の好みとかタイプとかもう知らない、好きになった人がタイプなんだよ。(CV:松本潤)
ラビッソビュティホーイエーーーーーー!!!
浮かれてます。散々悪あがきしたけどもういい加減お手上げなので、この気持ちに担当という名前をつけさせてください。
菊池風磨くん。アホみたいに好きだよ、よろしくね。